楽天ひかり vs ドコモ光 どっち?月額差・スマホ割の分かれ目・3年総額で比較【2026年10月最新】

楽天ひかり vs ドコモ光 比較 ガジェット比較

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楽天ひかりとドコモ光は、どちらもNTT東日本・西日本の光回線を借りて提供する「光コラボ」だ。使う回線設備は同じなので、差が出るのは月額、スマホとのセット特典、10ギガの有無の3つになる。

月額だけなら楽天ひかりのほうが安い。マンションで月220円、戸建てで月440円の差がある。ただしドコモのスマホを使っている家庭は、スマホ側の割引でこの差が簡単にひっくり返る。

編集部の結論はこうだ。家族にドコモのスマホが1台でもあり、割引額が月450円(戸建ては月700円)を超えるならドコモ光。楽天モバイルを使っている人、またはスマホが格安SIMでセット割と無縁な人は楽天ひかり。10ギガを使いたい人はドコモ光の一択になる。理由を順に説明する。

月額と初期費用を公式料金で比べる

両社の公式ページに載っている料金を並べる。ドコモ光は、プロバイダ料金込みで最も一般的な「1ギガ タイプA」の2年定期契約で比較した。

項目(税込) 楽天ひかり ドコモ光 1ギガ タイプA
マンション月額 4,180円 4,400円
戸建て月額 5,280円 5,720円
契約時の手数料 初期登録費 880円(転用・事業者変更は1,980円) 契約事務手数料 4,950円
新規の工事費 最大22,000円(工事内容で3,300円/11,660円/22,000円) 代表例 28,600円
契約期間 2年ごとに更新 2年定期契約(自動更新)
契約解除料 マンション4,180円・戸建て5,280円 マンション4,180円・戸建て5,500円
10ギガのプラン 料金表に記載なし あり(タイプA 6,380円・提供エリアは一部)

楽天ひかりは月の途中で申し込んでも日割りにせず、初月が無料になる。ドコモ光のタイプBは提携プロバイダが変わるプランで、タイプAより月220円高い。

工事費はどちらも、同額相当のポイントを後から受け取る特典が用意されている。楽天ひかりは24回に分けて楽天ポイントで、ドコモ光は工事の種類に応じたdポイント(期間・用途限定)で進呈される。どちらも現金の値引きではなく、楽天ひかりは進呈の途中で解約すると残りが対象外になる。

3年間の支払い合計:楽天ひかりが1.6万〜2.5万円安い

スマホの割引やポイントを入れずに、回線だけの支払いを36か月分で計算した。工事費は両社ともポイントで相殺される前提があるため、合計から外している。

36か月の合計(編集部の計算) 楽天ひかり ドコモ光 1ギガ タイプA 差
マンション 147,180円 163,350円 16,170円
戸建て 185,680円 210,870円 25,190円

計算の内訳:楽天ひかりは月額×35か月(初月無料)+初期登録費880円。ドコモ光は月額×36か月+契約事務手数料4,950円。ドコモ光の開通月の日割りの扱いは含めていない。工事費・オプション・ルーター代は除く。

回線単体では楽天ひかりが安い。この差を1か月あたりに直すと、マンションで約450円、戸建てで約700円になる。次の章で見るスマホ側の特典が、この金額を超えるかどうかが分かれ目だ。

スマホとのセット特典:仕組みがまったく違う

ここが2社の一番大きな違いだ。ドコモ光はスマホの料金を直接割り引く。楽天ひかりは楽天ポイントを進呈する。

項目 楽天ひかり(最強おうちプログラム) ドコモ光(セット割)
特典の形 毎月1,000ポイント(期間限定ポイント) スマホ料金から最大1,210円/月を割引
対象の回線数 1回線のみ 同じファミリー割引グループ内のスマホ1回線ごと
期間 永年 永年
主な条件 楽天ひかりを初めて申し込み、申込月から4か月目の末日までに開通。月末時点で楽天モバイルのRakuten最強プラン等を利用 ドコモ MAX、ドコモ ポイ活 MAX、ドコモ ポイ活 20、ドコモ mini が対象。割引額はプランと利用データ量で変わる
受け取り方 利用が確認された月の翌々月末ごろに進呈。有効期間は進呈日を含めて6か月 毎月のスマホ料金から割引

ドコモ光のセット割は家族のスマホの台数分だけ効く。eximoやirumo(0.5GBを除く)などの旧プランも最大1,100円の割引対象だ。ドコモのスマホが2台あり、どちらも最大額の割引なら月2,420円、36か月で87,120円になる。回線単体の差(マンション16,170円・戸建て25,190円)を大きく上回る。

1台だけでも、割引が月450円(戸建ては月700円)を超えればドコモ光のほうが安くなる計算だ。割引額はプランによって違うので、自分のプランの割引額をドコモの公式ページで確かめてから判断したい。

楽天ひかりの1,000ポイントは、楽天モバイルを何回線使っていても対象は1回線分だけ。しかも期間限定ポイントで、進呈から6か月で失効する。楽天市場や楽天ペイで毎月使う人なら現金と同じ感覚で消化できるが、使い道がない人には額面どおりの価値にならない。

楽天市場のポイント倍率(SPU)は月1,000ポイントが上限

楽天ひかりを契約すると、楽天市場の買い物でもらえるポイントが+2倍になる(要エントリー)。楽天モバイルも使っていれば+4倍が加わり、楽天会員の通常1倍と合わせて7倍だ。

ただし、楽天ひかり分の+2倍には月1,000ポイントの獲得上限がある。+2倍で1,000ポイントに届くのは、楽天市場で月に約5万円の買い物をしたときだ(編集部の計算)。月1万円の買い物なら上乗せは約200ポイントにとどまる。このポイントも期間限定で進呈される。

楽天市場でほとんど買い物をしない人にとって、SPUは選ぶ理由にならない。逆に毎月数万円を楽天市場で使う家庭なら、最強おうちプログラムの1,000ポイントと合わせて月2,000ポイント近くが上乗せされる。

10ギガを使いたいならドコモ光

ドコモ光には最大10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」がある。月額はタイプAの2年定期契約で6,380円、戸建てとマンションで同額だ。提供エリアは一部に限られ、10ギガ対応のルーターを別に用意する必要がある。

楽天ひかりの料金表に載っているのは、マンションプランとファミリープランの2つだけだ。10ギガのプランは記載がない。大容量のゲームを頻繁にダウンロードする人や、家族が同時に高画質の動画を見る家庭で10ギガを検討しているなら、候補はドコモ光になる。1ギガと10ギガの違いは光回線の10ギガと1ギガの違いで整理している。

楽天ひかりはルーターを自分で用意する

楽天ひかりのIPv6通信は「クロスパス」という方式で、追加料金はかからない。使うにはクロスパス対応のルーターが必要で、公式の案内では準備するものとして対応ルーターが挙げられている。開通日から1週間程度で使えるようになる。クロスパスを含むIPv4 over IPv6の方式名一覧と切り替え手順はIPv6(IPoE) vs PPPoE 違いで整理した。

注意点が1つある。他社のIPv6サービスの契約が残っていると、楽天ひかりのIPv6は使えない。乗り換えるときは、前のプロバイダのIPv6サービスが解約されているかを自分で確かめる必要がある。

速度は建物の配線方式や時間帯で変わる。編集部は両社の回線速度を計測していないので、どちらが速いとは書かない。どちらもNTTの同じ光回線を使い、IPv6で接続する点は共通している。

乗り換えの手間:2社の間は工事なしで移れる

どちらも光コラボなので、楽天ひかりとドコモ光の間は「事業者変更」という手続きで乗り換えられる。楽天ひかりの公式ページでは、ドコモ光など他社光コラボからの事業者変更は宅内工事が不要と案内されている。このときの初期登録費は1,980円だ。

フレッツ光から移る場合は「転用」になる。ドコモ光の公式ページでは、転用の初期費用の代表例を契約事務手数料4,950円+工事料0円としている。

NURO 光やauひかり、電力系の光回線から移る場合は、どちらを選んでも新規の工事が必要だ。ドコモ光には、他社の解約金をdポイント(期間・用途限定)で最大100,000ポイントまで補う乗り換え特典がある。ドコモ光と他社の比較はauひかりとドコモ光の比較、NURO 光とドコモ光の違いも参考にしてほしい。

途中で解約したときの負担

契約解除料はほぼ同じ水準だ。楽天ひかりはマンション4,180円・戸建て5,280円で、月額1か月分にあたる。ドコモ光の1ギガはマンション4,180円・戸建て5,500円。ドコモ光は契約満了月の当月・翌月・翌々月なら解約金がかからない。

楽天ひかりの無料で解約できる期間は、適用されているキャンペーンによって異なると公式に書かれている。契約後に届く「ご契約内容のお知らせ」で確認しておきたい。

見落としやすいのは工事費だ。楽天ひかりの工事費を24回払いにして途中で解約すると、ポイントの進呈は止まる。ドコモ光は工事料を分割で払っている途中で解約すると、残りが解約月の翌月に一括で請求される。2年以内に引っ越す可能性があるなら、工事費の残りを含めて考える必要がある。

ドコモ光には、月額が上がる代わりに解約金のない「定期契約なし」のプランもある。1ギガ タイプAでマンション5,500円、戸建て7,370円だ。

まとめ:どっちを選ぶか

ドコモ光が向いている人は、家族にドコモのスマホがあり、セット割の合計が月450円(戸建ては月700円)を超える人。台数が多いほど差は広がる。10ギガを使いたい人もドコモ光になる。

楽天ひかりが向いている人は、楽天モバイルを使っていて、楽天ポイントを毎月使い切れる人。スマホが格安SIMでどの光回線のセット割も付かない人も、月額が安い楽天ひかりのほうが3年で1.6万〜2.5万円少なく済む。

迷ったら、家族のスマホの会社と台数を書き出すのが早い。ドコモが1台でもあればドコモ光の割引額を確かめ、なければ楽天ひかりの月額で考える。この順番で判断すれば大きく外すことはない。

出典

料金・条件はすべて各社公式ページの2026年10月4日時点の表記による。金額は税込。合計と差額は編集部の計算。
・楽天ひかり 料金表(月額基本料・初期登録費・工事費・契約解除料)— network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/fee/pricelist/
・楽天ひかり 最強おうちプログラム(毎月1,000ポイント・工事費の特典・SPU)— network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/campaign/home-internet/
・楽天ひかり 速さと安定のIPv6通信(クロスパス)— network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/internet/
・楽天ひかり トップ(SPUの獲得上限)— network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/
・ドコモ光 料金(1ギガ/10ギガの月額・解約金・セット割・初期費用例)— docomo.ne.jp/hikari/charge/
・ドコモ光 トップ(10ギガの提供エリア・乗り換え特典・新規工事料の特典)— docomo.ne.jp/hikari/

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