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2026年10月、フルサイズミラーレスの入門クラスに新製品が2つ並びました。キヤノン「EOS R8 Mark II」は10月29日、ニコン「Z5IIC」は10月23日に発売予定です。値下がりした初代「EOS R8」も含めて、どれを選べばいいか迷っている人は多いはずです。
先に結論を書くと、ファインダーと手ブレ補正の両方がほしいならEOS R8 Mark II、背面モニターだけで撮るスタイルで価格を抑えたいならZ5IIC、手ブレ補正付きレンズ中心で軽さ優先なら初代EOS R8です。3台はセンサーの画素数がほぼ同じなので、差がつくのはファインダーの有無とボディー内手ブレ補正、そして重さです。
価格・発売日・仕様は、すべてメーカー公式サイトと公式オンラインショップに掲載されている情報(2026年10月16日確認)をもとに整理しました。

キヤノン EOS R8 Mark II:初代に手ブレ補正を足した本命
価格:ボディー275,000円(税込・キヤノンオンラインショップ価格)、2026年10月29日発売予定

EOS R8 Mark IIは、有効画素数最大約2420万画素のフルサイズセンサーと映像エンジンDIGIC Xを積んだモデルです。初代からの最大の違いは、ボディー内手ブレ補正を新たに搭載したことです。公式の補正効果は最大で中央7.5段・周辺7.0段(CIPA 2024規格準拠・特定レンズ使用時)とされています。
手ブレ補正のない単焦点レンズを使う場面や、夕方の街角で遅めのシャッター速度を使いたい場面で効きます。RF45 F1.2 STMとのレンズキット(317,900円)が用意されているのも、明るい単焦点で背景をぼかしたい人には分かりやすい組み合わせです。
ファインダーは0.39型・約236万ドットの電子ビューファインダーで、背面は3.0型・約162万ドットのタッチ液晶です。動画は6Kオーバーサンプリングによる4K記録に対応し、フルHDでは最大180Pのハイフレームレート撮影もできます。電子シャッターなら最高約40コマ/秒の連写も可能です。
デメリットは重さと付属品です。質量はバッテリー・カード込みで約546gと、初代より約85g重くなりました。またバッテリーチャージャーは同梱されていないため、USB給電で充電するか、充電器を別に用意する必要があります。
ニコン Z5IIC:ファインダーなしの割り切りで価格を抑えたフルサイズ
価格:ボディー238,700円(税込・ニコンダイレクト販売価格)、2026年10月23日発売予定

Z5IICは、有効画素数2450万画素のフルサイズセンサーを積んだニコンの新モデルです。公式の主な仕様にはファインダーの項目がなく、上面が平らな「フラットトップデザイン」を採用しています。撮影は3.2型・約104万ドットのバリアングル式タッチ液晶を見ながら行う設計です。
スマートフォンのように画面を見て撮るのに慣れている人や、自撮りやVlogで画面を自分側に向けたい場面で効きます。ボディー内手ブレ補正(イメージセンサーシフト方式5軸補正)も備えており、人物・犬・猫・鳥・車など10種類の被写体検出に対応しています。
電池の持ちは3台の中でいちばん長く、CIPA規格準拠で約390コマ(パワーセーブON時)です。動画は4K 60pまで撮れますが、4K 60p/50p設定時は撮像範囲がDXに固定されます。カラーはブラックとシルバーの2色で、NIKKOR Z 24-50mm付きのレンズキットは279,400円です。
デメリットは、ファインダーがないことと重さです。真昼の屋外で液晶が見づらい場面や、望遠レンズを顔に付けて安定させたい場面では不利になります。質量もバッテリー・カード込みで約620gと、3台の中でいちばん重くなっています。
キヤノン EOS R8(初代):いちばん軽い旧モデル
価格:ボディー242,000円(税込・キヤノンオンラインショップ価格)
初代EOS R8は、Mark IIと同じ有効画素数最大約2420万画素のフルサイズセンサーと、0.39型・約236万ドットの電子ビューファインダーを備えています。電子シャッターで最高約40コマ/秒の連写ができる点もMark IIと同じです。
質量はバッテリー・カード込みで約461gと、3台の中でいちばん軽量です。旅行や街歩きで一日中首から下げる場面や、手ブレ補正付きのRF24-50 IS STMを付けっぱなしで使う場面なら、Mark IIとの差は小さくなります。バッテリーチャージャーLC-E17が同梱されている点も、Mark IIにはない利点です。
デメリットは、ボディー内手ブレ補正を搭載していないことです。手ブレ補正のない単焦点レンズで暗い場所を撮る場面では、Mark IIのほうが有利です。Mark IIとの価格差は33,000円なので、手ブレ補正にその差額を払う価値があるかで決めるのが分かりやすいです。
EOS R8 Mark II・Z5IIC・EOS R8の比較表
| 項目 | EOS R8 Mark II | Z5IIC | EOS R8 |
|---|---|---|---|
| ボディー価格(税込・メーカー直販) | 275,000円 | 238,700円 | 242,000円 |
| 発売日 | 2026年10月29日(予定) | 2026年10月23日(予定) | 発売済み |
| 有効画素数 | 最大約2420万画素 | 2450万画素 | 最大約2420万画素 |
| ファインダー | 0.39型・約236万ドット | 仕様に記載なし | 0.39型・約236万ドット |
| 背面モニター | 3.0型・約162万ドット | 3.2型・約104万ドット・バリアングル | 3.0型・約162万ドット |
| ボディー内手ブレ補正 | あり(最大中央7.5段) | あり(5軸) | なし |
| 最高連写 | 約40コマ/秒(電子シャッター) | 約30コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー+) | 約40コマ/秒(電子シャッター) |
| 撮影可能枚数(CIPA) | ファインダー約220枚/モニター約340枚 | 約390コマ(パワーセーブON) | ファインダー約220枚/モニター約370枚 |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 約546g | 約620g | 約461g |
| 充電器の同梱 | なし | なし(USBケーブル付属) | あり |


撮影可能枚数はメーカーごとに測定条件が異なるため、目安として見てください。
どれを選ぶか
ファインダーをのぞいて撮りたく、手ブレ補正のない単焦点レンズも使うならEOS R8 Mark IIです。3台の中で唯一、ファインダーと強力なボディー内手ブレ補正を両方備えています。
ファインダーは使わず、背面モニターを見て撮る使い方ならZ5IICです。直販価格は3台でいちばん安く、手ブレ補正とバリアングル液晶まで付いてきます。
とにかく軽さを優先し、手ブレ補正付きのズームレンズ中心で使うなら初代EOS R8です。461gという軽さは、持ち出す回数を増やしたい人にとって大きな価値があります。
よくある質問
EOS R8 Mark IIの発売日はいつですか?
キヤノン公式サイトでは、ボディー・レンズキットとも2026年10月29日発売予定と案内されています。キヤノンオンラインショップのボディー価格は275,000円(税込)です。
Z5IICにファインダーはありますか?
ニコン公式サイトの主な仕様にはファインダーの項目がなく、上面が平らなフラットトップデザインです。撮影は3.2型のバリアングル式タッチ液晶で行います。
初代EOS R8とEOS R8 Mark IIの一番の違いは何ですか?
ボディー内手ブレ補正の有無です。初代は非搭載、Mark IIは搭載しています。その分、Mark IIは約85g重くなり、充電器も同梱されなくなりました。
3台とも同じSDカードが使えますか?
3台ともSD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応しています。4K動画を撮るなら、ニコンが推奨するUHSスピードクラス3以上のカードを選ぶと安心です。
まとめ
ファインダーと手ブレ補正の両方がほしいならEOS R8 Mark II、背面モニター派で価格を抑えたいならZ5IIC、軽さ最優先なら初代EOS R8です。画素数はほぼ横並びなので、撮り方に合うかどうかで選べば後悔しません。
出典: キヤノン EOS R8 Mark II 製品ページ/EOS R8 Mark II 仕様/EOS R8 Mark II 高画質・手ブレ補正/ニコン Z5IIC 製品ページ/Z5IIC 主な仕様/ニコンダイレクト Z5IIC/キヤノン EOS R8 製品ページ/EOS R8 仕様(2026年10月16日確認)


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