- 【結論】飛行機で確実に使えるノイキャンヘッドホンはこの3台
- なぜ「飛行機で使えるか」を確認する必要があるのか
- 飛行機用ノイキャンヘッドホンの選び方|失敗しない5つのチェックポイント
- 飛行機のBluetooth事情|2026年現在のルール
- ノイキャンの仕組み|飛行機のエンジン音を消す技術とは
- スペック比較表
- 1. Sony WH-1000XM5|有線でもノイキャン最強・機内の騒音を完全シャットアウト
- 2. Bose QuietComfort Headphones|Bose伝統の遮音性で飛行機の定番
- 3. Anker Soundcore Q20i|5千円以下でノイキャン+有線対応の衝撃コスパ
- シーン別おすすめ|あなたの旅のスタイルに合う1台はどれ?
- 直接対決:フライト中の使い勝手を比較
- 飛行機で使えるノイキャンヘッドホンランキング
- 飛行機用に一緒に揃えたいアクセサリー
- よくある質問(FAQ)
- 飛行機でノイキャンヘッドホンを使う際の実践テクニック
- 最終結論|飛行機用ノイキャンヘッドホン、あなたが買うべき1台
- この記事で紹介した商品
【結論】飛行機で確実に使えるノイキャンヘッドホンはこの3台
機内でBluetooth接続できない航空会社がまだある。離着陸時にBluetooth OFFを求められる場面もある。「せっかくのノイキャンが使えない」を防ぐには、有線接続に切り替えられるモデルを選ぶのが正解です。
- ノイキャン性能No.1 → Sony WH-1000XM5(¥38,170)有線でもノイキャン動作
- 装着感と遮音性の王者 → Bose QuietComfort Headphones(¥39,307)有線ケーブル付属
- 1万円以下で飛行機対応 → Anker Soundcore Q20i(¥4,980)有線/無線両用
なぜ「飛行機で使えるか」を確認する必要があるのか
完全ワイヤレスイヤホン(AirPods等)は飛行機の座席モニターに接続できません。一部のLCCやアジア系航空会社では今でもBluetooth使用が制限されることがあります。また、離着陸時にBluetooth OFFを求められた場合、ワイヤレス専用モデルではノイキャンすら使えなくなります。
この記事では「有線接続に切り替えてもノイキャンが使える」モデルを厳選。エンジン音のストレスから解放される長距離フライトの必需品を紹介します。
飛行機用ノイキャンヘッドホンの選び方|失敗しない5つのチェックポイント
「ノイキャンヘッドホンならどれでも飛行機で使えるのでは?」と思うかもしれません。しかし実際には、機内で快適に使うための条件は地上とはまったく異なります。以下の5つのポイントを押さえておけば、空の上で後悔することはありません。
1. 有線接続への切替が可能か(最重要)
飛行機でヘッドホンを使う上で最も重要なのが、Bluetooth接続から有線接続に切り替えられるかどうかです。航空会社によってはBluetooth使用を制限しており、特にアジア系のLCCではいまだに離着陸時のBluetooth OFFを求められることがあります。有線切替ができなければ、離着陸の約30分間はノイキャンが使えない「無防備状態」になります。
また、座席前方のエンタメシステム(IFE)のモニターに直接接続したい場合、3.5mmのヘッドホンジャックが必要です。座席のイヤホンジャックが2ピンの旧型(主にJALの一部旧機材)の場合は、別途機内用アダプターが必要になりますが、100円ショップでも手に入ります。
2. 有線接続時にノイキャンが動作するか
有線切替ができても、有線接続中にノイキャンが動作しないモデルがあります。例えばAppleのAirPods Maxは有線接続時にノイキャンが効かず、ただのパッシブヘッドホンになります。飛行機で使うなら「有線+ノイキャンON」の同時利用が可能であることを必ず確認してください。本記事で紹介する3台はすべて、電源ONの状態で有線接続すればノイキャンが動作します。
3. 重量と装着感(長時間フライト対応)
国内線なら1〜2時間ですが、国際線では10時間以上ヘッドホンを装着し続けることもあります。300gを超えるモデルは首や頭頂部に負担がかかりやすく、長距離フライトでは疲労の原因になります。目安として250g前後なら長時間でも快適です。イヤーパッドの素材も重要で、レザー系は遮音性が高い反面やや蒸れやすく、ファブリック系は通気性がよい反面遮音性がやや劣ります。
4. バッテリー持続時間
東京からヨーロッパへの直行便は約12時間、ニューヨークへは約13時間かかります。往復で使うことを考えると、最低でも24時間以上のバッテリーが望ましいです。有線接続であっても、ノイキャンを動作させるにはバッテリーが必要です。万が一バッテリーが切れた場合、有線接続でも音楽は聴けますがノイキャンは停止するため、エンジン音が直に耳に入ってきます。
5. 携帯性(折りたたみ・ケース)
機内持ち込みの手荷物は容量が限られています。折りたたみ対応のモデルなら、コンパクトなケースに収まり、バッグの中でも場所を取りません。折りたたみ不可のモデルでもフラット収納に対応していれば、専用ケースで保護しつつ荷物の隙間に入れられます。頻繁に飛行機に乗る人は、携帯性を軽視しないでください。
飛行機のBluetooth事情|2026年現在のルール
2024年以降、JAL・ANA・スカイマークなどの国内主要航空会社では、巡航中のBluetooth使用が許可されています。しかし、以下のケースではBluetooth接続が使えない、または制限される場合があります。
- 離着陸時:安全のためBluetooth OFFを求められることがある(航空会社・路線による)
- 一部のアジア系航空会社:中国系・東南アジア系LCCでは全区間Bluetooth禁止の場合がある
- 座席モニター接続:IFEシステムへの接続は有線のみ対応(一部のANA最新機材はBluetooth対応だが稀)
- 古い機材:旧型機材ではBluetooth電波が計器に影響する可能性を考慮し、禁止のまま
つまり、2026年現在でもBluetooth一本では不安が残ります。有線切替できるモデルを選んでおけば、どの航空会社・どの機材でも確実にノイキャンが使えます。
ノイキャンの仕組み|飛行機のエンジン音を消す技術とは
ノイズキャンセリング(ANC)は、外部の騒音と逆位相の音波をヘッドホン内で生成し、騒音を打ち消す技術です。飛行機のエンジン音は主に100〜500Hzの低周波帯域に集中しており、この帯域はANCが最も得意とする領域です。そのため、ノイキャンヘッドホンと飛行機は相性が非常に良いのです。
フィードフォワード方式とハイブリッド方式の違い
ANCには大きく2つの方式があります。フィードフォワード方式は、イヤーカップの外側にマイクを配置し、外部の騒音を検知して逆位相の音を生成します。安価なモデルで多く採用されていますが、低周波ノイズの打ち消し精度はやや劣ります。
一方、ハイブリッド方式はイヤーカップの外側と内側の両方にマイクを配置。外部の騒音と耳元に到達した残留ノイズの両方を検知し、より精密に打ち消します。Sony WH-1000XM5は8つのマイクによるハイブリッド方式を採用しており、エンジン音の低周波から隣席の話し声の中高周波まで幅広くカバーします。Bose QCもハイブリッド方式、Anker Q20iもハイブリッドANCを搭載していますが、マイク数と処理チップの性能差が仕上がりに影響します。
パッシブノイズキャンセリングの重要性
ANC(アクティブノイズキャンセリング)ばかりが注目されますが、実はイヤーパッドの物理的な遮音性(パッシブノイズキャンセリング)も飛行機では極めて重要です。イヤーパッドが耳をしっかり覆い、外部の音を物理的に遮断することで、ANCの負担が減り、結果としてノイキャン性能全体が向上します。Sonyのソフトフィットレザーやboseの形状記憶フォームは、パッシブ遮音性を高めるために設計されています。安価なモデルのイヤーパッドは密着度が低く、隙間から音が入り込むため、ANC性能だけでは判断できない差が生まれます。
スペック比較表
| 項目 | Sony WH-1000XM5 | Bose QC Headphones | Anker Soundcore Q20i |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥38,170 | ¥39,307 | ¥4,980 |
| ノイキャン性能 | 業界最高クラス(8マイク) | 非常に高い | ハイブリッドANC |
| 有線接続 | ○(3.5mmケーブル付属) | ○(3.5mmケーブル付属) | ○(AUXケーブル付属) |
| 有線時ノイキャン | ○(電源ONで動作) | ○(電源ONで動作) | ○(電源ONで動作) |
| 重量 | 250g | 296g | 252g |
| バッテリー | 最大30時間 | 最大24時間 | 最大60時間 |
| 折りたたみ | ×(フラット収納) | ○(コンパクト) | ○ |
| マルチポイント | ○(2台同時) | ○(2台同時) | × |
| ハイレゾ | ○(LDAC) | × | ○(有線時) |
| 機内アダプター対応 | ○ | ○ | ○ |
1. Sony WH-1000XM5|有線でもノイキャン最強・機内の騒音を完全シャットアウト
Sony WH-1000XM5


8つのマイクで外部ノイズを集音し、統合プロセッサーV1でリアルタイムにノイズキャンセリング。エンジン音の低周波から隣席の話し声まで、飛行機内のあらゆる騒音を最高レベルで低減します。
付属の3.5mmケーブルを接続すれば有線モードに切替可能。電源をONにしておけば有線接続中もノイキャンが動作するため、Bluetooth OFFを求められても騒音対策は万全です。
250gという軽さは長時間フライトでの疲労を大幅に軽減。ソフトフィットレザーのイヤーパッドは側圧が低く、10時間超えのフライトでも耳が痛くなりにくい設計です。
良い点
- 業界最高クラスのノイキャン性能
- 250gの軽量設計で長時間でも疲れない
- 有線接続時もノイキャン+ハイレゾ(LDAC)対応
- マルチポイントでPC+スマホ同時接続
気になる点
- 折りたためないのでケースがやや大きい
- 価格が約4万円と高め
- タッチパネル操作は慣れが必要
“成田→ロンドン12時間、エンジン音がほぼ消えて映画に集中できた”(Amazonレビューより)
“有線でもノイキャンが効くので、離着陸時も安心して使える”(Amazonレビューより)
Sony WH-1000XM5の飛行機での実力を深掘り
WH-1000XM5が搭載する統合プロセッサーV1は、飛行機のエンジン音(100〜500Hz帯域)を最も効率的に打ち消すようにチューニングされています。実際の機内テストでは、エンジン音を約95%低減できるというデータも報告されており、装着した瞬間に「無音に近い空間」が出現します。
Headphones Connectアプリではノイキャンの強度を20段階で調整可能。巡航中はフルパワー、着陸態勢に入ったら外音取り込みモードに切り替えるといった使い方ができます。「スピーク・トゥ・チャット」機能をONにしておけば、CAに話しかけるだけで自動的に音楽が一時停止し、会話が終わると再開します。マスクを外さなくても声を検知するため、機内での飲み物の注文もストレスフリーです。
注意点:WH-1000XM5は折りたたみ非対応です。付属のハードケースは約22cm x 18cm x 7cmとそれなりのサイズがあり、機内持ち込みバッグの容量を圧迫します。頻繁に出張する人はバッグ選びの際にケースの収納スペースを考慮してください。
2. Bose QuietComfort Headphones|Bose伝統の遮音性で飛行機の定番
Bose QuietComfort Headphones


Boseのノイキャンヘッドホンはパイロットの航空用ヘッドセットから生まれた技術。飛行機内でのノイズキャンセリングはまさにBoseのホームグラウンドです。
3.5mmケーブル付属で有線接続に対応。電源ONのまま有線接続すればノイキャンが動作し、座席モニターのエンタメシステムにも直接接続できます。折りたたみ可能なコンパクト設計で、機内持ち込みバッグのスペースを節約。
Quietモード/Awareモードの切替がボタン一つでできるため、CAのアナウンスを聞きたいときはワンタッチで外音取り込みに切替可能です。
良い点
- 航空技術から生まれたBose伝統のノイキャン
- 折りたたみ対応でコンパクトに収納
- Quiet/Awareモード切替がワンタッチ
- マルチポイント対応で2台同時接続
気になる点
- バッテリー24時間はSony/Ankerより短い
- ハイレゾコーデック非対応
- 296gとやや重め
“折りたためるのが旅行で地味に便利。ケースも小さくて済む”(Amazonレビューより)
“Awareモードで機内アナウンスが自然に聞こえるのがいい”(Amazonレビューより)
Bose QuietComfort Headphonesの飛行機での実力を深掘り
Boseは1989年に航空機パイロット向けのノイズキャンセリングヘッドセットを世界で初めて実用化したメーカーです。その技術は35年以上の改良を重ね、現在のQuietComfort Headphonesに受け継がれています。飛行機のコックピットで証明された遮音技術が、エコノミークラスの座席でも体感できるのは、Boseならではの強みです。
Quietモード(ノイキャン最大)とAwareモード(外音取り込み)の切り替えは本体左側のボタン一つ。長押しで調整レベルを変更でき、「ノイキャン70%+外音30%」のようなカスタムバランスも設定可能です。Bose Musicアプリからはさらに細かいパーソナライズができ、自分の耳の形に合わせたノイキャンキャリブレーションも実行できます。
注意点:バッテリー24時間は国際線の往復(片道12〜13時間)でギリギリです。乗り継ぎの待ち時間でも使う場合はバッテリー切れのリスクがあるため、USB-Cケーブルを持参して座席のUSBポートで補充充電することをおすすめします。
3. Anker Soundcore Q20i|5千円以下でノイキャン+有線対応の衝撃コスパ
Anker Soundcore Q20i


5千円以下でハイブリッドANCと有線/無線両用を実現した驚異のコスパモデル。「年に数回しか飛行機に乗らないけど、機内のエンジン音は軽減したい」という人に最適です。
AUXケーブル付属で有線接続に対応。電源ONなら有線でもノイキャンが動作します。最大60時間のバッテリーは、東京→ニューヨーク往復でも充電不要。ANCオフなら出張3〜4日間は充電なしで使えます。
有線接続時はハイレゾ対応のため、座席モニターの映画もクリアな音質で楽しめます。万が一の紛失や破損も5千円なら精神的ダメージが小さいのも旅行用途では重要なポイント。
良い点
- 5千円以下でハイブリッドANC搭載
- 最大60時間のロングバッテリー
- 有線接続時ハイレゾ対応
- 折りたたみ可能でコンパクト
気になる点
- ノイキャン性能はSony/Boseに劣る
- マルチポイント非対応
- イヤーパッドの質感はやや安っぽい
“この価格でノイキャンが使えるのは素直にすごい。LCC利用時の常備品にした”(Amazonレビューより)
“60時間バッテリーのおかげで旅行中一度も充電しなかった”(Amazonレビューより)
Anker Soundcore Q20iの飛行機での実力を深掘り
Q20iのハイブリッドANCは、外側と内側の2つのマイクで騒音を検知する方式です。マイク数はSonyの8つ、Boseの6つと比べると少ないですが、飛行機のエンジン音のような一定の低周波ノイズに対しては十分な効果を発揮します。体感では60〜70%程度のノイズカットが期待でき、「エンジン音が気にならない程度」にまで低減されます。完全な無音空間にはなりませんが、音楽や映画を再生すれば残りのノイズは気にならないレベルです。
60時間というバッテリー持続時間は3台の中で圧倒的です。東京→ニューヨーク往復(約26時間)を使い続けても残量は半分以上。旅行期間中に充電を一切気にする必要がないという安心感は、旅先でのストレスを確実に減らします。Soundcoreアプリでイコライザーのカスタマイズも可能で、「低音強調」プリセットを使えばエンジン音帯域のマスキング効果がさらに高まります。
注意点:イヤーパッドの素材はSony・Boseの上位モデルと比べると柔らかさに欠け、6時間以上の連続装着では耳周りに若干の違和感が出ることがあります。長距離フライトでは1〜2時間おきにヘッドホンを外して耳を休めることをおすすめします。
シーン別おすすめ|あなたの旅のスタイルに合う1台はどれ?
出張で月2回以上飛行機に乗るビジネスパーソン
迷わずSony WH-1000XM5。ノイキャン性能が最高水準で、機内の騒音を限りなくゼロに近づけます。250gの軽さで肩や首への負担も少なく、到着後の仕事に響きません。マルチポイント対応なので、フライト中はスマホで音楽を聴き、着陸後はノートPCでWeb会議という使い方もシームレスにできます。4万円弱の投資ですが、月2回以上の出張なら1回あたり数百円のコスト。快適な移動時間で得られる生産性を考えれば、すぐに元が取れます。
年に1〜2回の海外旅行がメインの旅行好き
Bose QuietComfort Headphonesが最適です。折りたたみ対応でスーツケースや機内持ち込みバッグにコンパクトに収まり、旅行中の荷物を最小限に抑えられます。Bose伝統のノイキャンはエンジン音の低減に特化した設計で、長距離フライトの疲労を大幅に軽減。Awareモード(外音取り込み)でCAのアナウンスも聞き逃しません。
帰省や家族旅行で年に数回だけ飛行機を使う人
Anker Soundcore Q20i一択です。5千円以下で飛行機対応のノイキャンヘッドホンが手に入る時代です。ノイキャン性能はSony・Boseに劣りますが、エンジン音を体感6割カットでき、機内映画や音楽を十分に楽しめます。60時間バッテリーは往復フライト+旅行中の移動をすべてカバー。万が一の紛失・破損でも5千円なら精神的ダメージは軽微です。
直接対決:フライト中の使い勝手を比較
| チェックポイント | Sony WH-1000XM5 | Bose QC Headphones | Anker Q20i |
|---|---|---|---|
| エンジン音の低減 | ◎ ほぼ無音レベル | ◎ 非常に静か | ○ 体感6割カット |
| 離着陸時(有線+ノイキャン) | ◎ | ◎ | ○ |
| 座席モニター接続 | ○ 3.5mm | ○ 3.5mm | ○ AUX |
| 長時間装着の快適さ | ◎ 250g+低側圧 | ○ やや重い | ○ 普通 |
| 携帯性 | △ 折りたたみ不可 | ◎ コンパクト収納 | ○ 折りたたみ可 |
| バッテリー(往復フライト) | ○ 30時間 | △ 24時間 | ◎ 60時間 |
| 万が一の紛失リスク | △ 4万円の損失 | △ 4万円の損失 | ◎ 5千円で済む |
飛行機で使えるノイキャンヘッドホンランキング
ノイキャン性能・装着感・有線対応すべてが最高水準。出張が多い人の鉄板モデル。
折りたたみできる携帯性と航空技術ルーツのノイキャン。Bose派なら間違いなし。
5千円以下で飛行機対応は驚異的。年数回の旅行用ならこれで十分。
飛行機用に一緒に揃えたいアクセサリー
ノイキャンヘッドホン本体に加えて、以下のアクセサリーを揃えておくと機内での快適度がさらに上がります。
機内用ヘッドホンアダプター(2ピン→3.5mm変換)
JALの旧型機材やエミレーツ航空など、一部の航空会社ではヘッドホンジャックが2ピン仕様です。通常の3.5mmプラグがそのまま挿さらないため、変換アダプターが必要になります。価格は200〜500円程度で、Amazonや空港の売店で購入できます。年に数回でも飛行機に乗るなら、ヘッドホンケースに1つ常備しておくのがおすすめです。持っていないと機内で購入するか、備え付けの安いイヤホンを使うことになります。
USB-C充電ケーブル(短いもの)
最近の航空機の座席にはUSBポートが備わっていることが多く、フライト中にヘッドホンを充電できます。15〜30cm程度の短いUSB-Cケーブルを1本持っておけば、バッテリー残量を気にせず長距離フライトを過ごせます。特にBose QC Headphones(24時間バッテリー)を長距離往復で使う場合は、復路のバッテリー切れ対策として有用です。
ヘッドホンスタンド代わりのカラビナ
空港内の移動中、ヘッドホンの置き場所に困ることがあります。小型のカラビナをバッグに付けておけば、ヘッドバンド部分を引っ掛けて携帯できます。特にSony WH-1000XM5は折りたためないため、ケースから出した状態での一時的な携帯手段としてカラビナは重宝します。
よくある質問(FAQ)
Q. ノイキャンヘッドホンのBluetooth接続は飛行機で使えますか?
JAL・ANAなどの国内主要航空会社では、巡航中(水平飛行中)のBluetooth使用は許可されています。ただし離着陸時はBluetooth OFFを求められることがあり、一部の海外LCCでは全区間で禁止されていることもあります。どんな状況でも対応できるよう、有線切替可能なモデルを選ぶのが確実です。
Q. 座席モニターの映画をノイキャンヘッドホンで聴けますか?
はい。3.5mmケーブルで座席のヘッドホンジャックに接続すれば、IFE(機内エンタメシステム)の映画や音楽をノイキャンONの状態で聴けます。ただし一部の旧型機材では2ピンジャックが採用されており、その場合は機内用アダプター(数百円で購入可能)が必要です。アダプターは100円ショップやAmazonで簡単に手に入るので、念のため1つ持っておくと安心です。
Q. 有線接続中にバッテリーが切れたらどうなりますか?
有線接続であれば、バッテリーが切れても音楽は聴けます。ただしノイキャン機能は停止するため、エンジン音がダイレクトに聞こえるようになります。Sony WH-1000XM5は30時間、Bose QCは24時間、Anker Q20iは60時間のバッテリーがあるため、よほどの長旅でなければバッテリー切れの心配は不要です。念のためUSB-Cケーブルを持参すれば、座席のUSBポートで充電も可能です。
Q. AirPods ProやAirPods Maxではダメですか?
AirPods Proは完全ワイヤレスイヤホンのため、座席モニターへの有線接続ができません。AirPods MaxはLightning-3.5mm変換ケーブル(別売)で有線接続できますが、有線接続時にノイキャンが動作しません。つまり有線モードではただの重い(384.8g)パッシブヘッドホンになります。飛行機用途に限ればApple製品は不向きです。
Q. 飛行機の気圧変化でノイキャンに影響はありますか?
気圧変化そのものがノイキャン性能を低下させることはありません。ただし、離着陸時の気圧変化で耳に違和感を感じることがあり、密閉型のヘッドホンはその感覚を強める場合があります。耳抜きをする際はイヤーカップを少しずらすか、一時的に外してください。巡航高度に達すれば気圧は安定するため、長時間のフライト中にこの問題が続くことはありません。
飛行機でノイキャンヘッドホンを使う際の実践テクニック
搭乗前にやっておくこと
- バッテリーをフル充電:出発前日に100%まで充電しておく
- 有線ケーブルの確認:付属の3.5mmケーブル(またはAUXケーブル)をケースに入れておく
- ノイキャンモードの確認:アプリで適応型ノイキャン(自動調整)をONにしておく
- 機内アダプターの用意:古い機材の2ピンジャックに備えて持参する(100円ショップで購入可能)
機内での使い方
- 離着陸時:有線ケーブルを接続し、電源ONでノイキャンを動作させる。Bluetooth OFFを求められても問題なし
- 巡航中:Bluetooth接続に切り替えてワイヤレスで快適に。Sony/BoseならマルチポイントでPC+スマホ同時接続も可能
- 映画鑑賞時:座席モニターに有線接続。ノイキャンONで映画の没入感が格段にアップ
- 就寝時:ノイキャンONのまま音楽を止めれば、エンジン音だけをカットした静寂空間に。睡眠の質が大幅に改善
- CAのアナウンス時:Bose QCなら外音取り込みモードに切替。Sony XM5は「スピーク・トゥ・チャット」で話しかけるだけで一時停止
最終結論|飛行機用ノイキャンヘッドホン、あなたが買うべき1台
飛行機で使うノイキャンヘッドホンに「どれでもいい」はありません。有線切替ができること、有線時にノイキャンが動作すること。この2つを満たさないモデルは選択肢から外してください。その上で、あなたの使い方に合った1台を断言します。
出張族・頻繁に飛行機に乗る人 → Sony WH-1000XM5 一択
業界最高水準のノイキャン性能、250gの軽さ、有線でもハイレゾ。4万円弱という価格は「毎月の快適な移動」への投資です。出張で月1回以上飛行機に乗るなら、これ以外を選ぶ理由がありません。
年1〜2回の旅行者・携帯性重視 → Bose QuietComfort Headphones
折りたたみ対応のコンパクト設計で荷物にならない。航空技術ルーツのBoseノイキャンは飛行機用途との相性が抜群。旅行カバンに放り込んで、空港に着いたら装着するだけ。年に数回の旅行なら、Boseの完成度が最適解です。
予算5千円以下・初めてのノイキャン → Anker Soundcore Q20i
5千円以下で飛行機対応のノイキャンが手に入る。性能はSony・Boseに劣りますが、「エンジン音を6割カットし、60時間バッテリーで充電の心配なし」という実用性は十分。初めてのノイキャンヘッドホンとして、あるいは旅行専用のサブ機として、最もリスクの低い選択です。
3台とも「有線接続+ノイキャンON」に対応しています。どれを選んでも飛行機で困ることはありません。あとは予算と使用頻度で決めるだけです。



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